腎臓の働きって何?

腎臓は1個約150gと比較的小さな臓器です。それにも関らず、心臓から送り出される血液の約4分の1もの量が流れ込んでおり、生命活動や健康維持においてたいへん重要な役割を果たしています。
腎機能が低下するとさまざまな不調や病気を引き起こしますが、腎臓はいわゆる「沈黙の臓器」で、かなり悪化しないと自覚症状としてあらわれません。
いつまでも健康な生活を送るためには、まずは腎臓の持つ役割の重要性を認識してください。
その上で積極的に検査を受け、早期に対策を講じることが大切です。
腎臓の機能が悪化すると
  • 夜中に何度もトイレに行く(夜間頻尿)
  • 手足がむくむ
  • 貧血やたちくらみがおこる
  • 疲れやすく常にだるい
  • 息がきれやすい
このような自覚症状が現れる頃には、かなり進行している場合が多く放置しておくと、命にかかわる深刻な危機をまねくことに! 定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期発見につながります。

働き②
水・電解質のバランスの維持

人間の体内の水分(体液)量は食事や運動などにより日に日に変化しますが、腎臓は尿の濃さや量を調節することで、体内の水分バランスを一定に保っています。
また、体液に含まれる重要な電解質(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンなど)のバランスを保つのも腎臓の役割です。
さらに、腎臓は酸を排出したり、重炭酸イオンを取り込んだりすることでpHバランスをコントロール。私たちの体を望ましい弱アルカリ性の状態に保ってくれます。

水・電解質のバランスの維持
※健康な体であれば、血液をpH7.4の弱アルカリ性に保ち、水分は摂取量に応じて10リットルま
で、塩分は50gまで一日に排出することができます。
 
水・電解質のバランスが
維持できなくなると…
顔や手足のむくみは腎臓からの危険信号。体内の調整が上手くいかず、余分な水分や塩分が体内に残ってしまうことが原因です。逆に、体内の水分が少なくなると脱水症状を引き起こします。また、pHバランスが崩れて体が酸性に傾くと、体内のさまざまな酵素が上手く働かなくなってしまいます。

Last Updated:2017/10/24  L.JP.MKT.CN.10.2016.2702