腎臓の働きって何?

腎臓は1個約150gと比較的小さな臓器です。それにも関らず、心臓から送り出される血液の約4分の1もの量が流れ込んでおり、生命活動や健康維持においてたいへん重要な役割を果たしています。
腎機能が低下するとさまざまな不調や病気を引き起こしますが、腎臓はいわゆる「沈黙の臓器」で、かなり悪化しないと自覚症状としてあらわれません。
いつまでも健康な生活を送るためには、まずは腎臓の持つ役割の重要性を認識してください。
その上で積極的に検査を受け、早期に対策を講じることが大切です。
腎臓の機能が悪化すると
  • 夜中に何度もトイレに行く(夜間頻尿)
  • 手足がむくむ
  • 貧血やたちくらみがおこる
  • 疲れやすく常にだるい
  • 息がきれやすい
このような自覚症状が現れる頃には、かなり進行している場合が多く放置しておくと、命にかかわる深刻な危機をまねくことに! 定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期発見につながります。

働き⑤
血液を作る

腎臓には骨髄に作用して赤血球をつくる造血ホルモン(エリスロポエチン)を作る働きがあります。赤血球の主な役割は全身に酸素を運ぶことです。血液中の赤血球が不足し、酸素不足がおこると、腎臓はエリスロポエチンを産生 して赤血球の生成を促します。

血液を作る

※貧血には腎臓機能低下が原因ではなく、鉄欠乏、感染(炎症)、消化管出血が原因で 起こる貧血もあります。

 
赤血球が充分
つくれなくなると…
腎臓機能の低下が続くとエリスロポエチンの産生が低下し、赤血球が減少して貧血を引き起こします。めまい、動悸、倦怠感といった症状を引き起こしますが、このような腎臓機能の悪化に起因する貧血は「腎性貧血」と呼ばれています。

Last Updated:2017/10/24  L.JP.MKT.CN.10.2016.2702