年齢 | 歳 |
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血清クレアチニン値 | mg/dL |
性別 |
あなたのGFR値は
ステージ | 特徴 | 対策 | |
CKDの ハイリスク 予備軍 | 正常 GFRは≧90 | 高血圧・糖尿病などの生活習慣病患者、メタボリックシンドローム、腎臓病の家族病歴、喫煙者、肥満体型はCKDの危険因子です。これらの疾患はCKDの進行を早める原因にもなります。また、50歳以降は年々腎機能が衰えるため、危険因子を持っていない人にも注意が必要です。 | 年に1~2回は健康診断や特定検診で血液検査と尿検査を受け、CKDの早期発見に努めましょう。 また、持病の治療や生活習慣の改善にも積極的に取り組んでいきましょう。 |
ステージG1 | 正常または高値 GFRは≧90 蛋白尿の持続 | ごく早期の段階なので、生活改善や適切な治療を開始すれば良好な状態を保てます。 | 生活習慣や食生活を見直すとともに、腎障害の原因を調べ、その治療を積極的に行いましょう。禁煙や肥満解消、減塩などでも、腎臓の負担はずいぶん軽減されるため、機能の回復につながります。血尿があったり、蛋白尿(2+)などが観察される場合、かかりつけ医と相談し、専門医に受診するようにしましょう。 |
ステージG2 | 正常または 軽度に低下 GFRは60~89 蛋白尿の持続 | まだ、ほとんど自覚症状は現れていませんが、腎臓のろ過機能は低下しています。生活改善や治療を開始すれば、健康な状態と変わらない機能を維持できます。 | 生活習慣や食生活を見直すとともに、腎障害の原因を調べ、その治療を積極的に行いましょう。禁煙や肥満解消、減塩などでも、腎臓の負担はずいぶん軽減されるため、機能の回復につながります。血尿があったり、蛋白尿(2+)などが観察される場合、かかりつけ医と相談し、専門医に受診するようにしましょう。 |
ステージG3a* | 軽度~ 中程度低下 GFRは45~59 | 腎臓が本来の働きを果たせなくなり、尿の異常やむくみな、貧血といった自覚症状が出てくる場合があります。将来の透析・移植を避けられるかどうかは、この段階での治療にかかっていると言っても過言ではありません。 | 高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙嗜好があれば、これらについて治療、生活習慣の改善をはかりましょう。また、蛋白尿が観察される場合、腎機能の悪化や心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めます。将来の透析・移植を避けるためにも、専門医に相談し、症状に応じた適切な治療を受けましょう。また、腎機能低下による骨・ミネラル代謝の異常がないか定期的なチェックが必要となります。 |
ステージG3b* | 中等度~ 高度低下 GFRは30~44 | 腎臓が本来の働きを果たせなくなり、尿の異常やむくみな、貧血といった自覚症状が出てくる場合があります。将来の透析・移植を避けられるかどうかは、この段階での治療にかかっていると言っても過言ではありません。 | 高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙嗜好があれば、これらについて治療、生活習慣の改善をはかりましょう。また、蛋白尿が観察される場合、腎機能の悪化や心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めます。将来の透析・移植を避けるためにも、専門医に相談し、症状に応じた適切な治療を受けましょう。また、腎機能低下による骨・ミネラル代謝の異常がないか定期的なチェックが必要となります。 |
ステージG4 | 高度に低下 GFRは15~29 | 腎障害がかなり進行しており、機能は著しく低下。頭痛や吐き気、尿の減少、ひどいむくみ、貧血など本格的に異常が現れます。この段階になると、残念ながら腎機能を回復させることはできません。現状維持を目的とした治療に切り替わります。 | 現状維持を目標に治療を強化。脳・心血管疾患への合併症に対するより一層の注意が必要です。また、日常生活ではより厳格な食事管理(蛋白摂取制限)がスタートします。高リン血症が表れるのもこの頃です。 |
ステージG5 | 末期腎不全 GFRは<15 | 腎機能がほとんど失われており、透析、もしくは移植の検討に移る段階に入ります。透析療法で補える腎機能は正常な腎臓の約10分の1なので、専門治療や食事管理、合併症対策は平行して続きます。 | 尿毒症がある場合、透析導入および移植の必要があります。透析療法には「血液透析」と「腹膜透析」の2つがあります。それぞれメリット・デメリットを考慮し、主治医とよく相談のその準備に備えましょう。 |
≧90 | ≧90 (蛋白尿・ アルブミン尿) |
60~89 (蛋白尿・ アルブミン尿) |
45~59 (蛋白尿・ アルブミン尿) |
30~44 (蛋白尿・ アルブミン尿) |
15~29 (蛋白尿・ アルブミン尿) |
<15 (蛋白尿・ アルブミン尿) |
CKDの 予備軍 |
CKD ステージG1 |
CKD ステージG2 |
CKD ステージG3a |
CKD ステージG3b |
CKD ステージG4 |
CKD ステージG5 |
ステージ | 特徴 | 対策 | |
CKDの ハイリスク 予備軍 | 正常 GFRは≧90 | 高血圧・糖尿病などの生活習慣病患者、メタボリックシンドローム、腎臓病の家族病歴、喫煙者、肥満はCKDの危険因子です。これらの危険因子はCKDの進行を早める原因にもなります。また、50歳以降は年々腎臓の機能が低下するため、危険因子を持っていない人も注意が必要です。 | 年に1~2回は健康診断や特定検診で血液検査と尿検査を受け、CKDの早期発見に努めましょう。 また、持病の治療や生活習慣の改善にも積極的に取り組んでいきましょう。 |
ステージG1 | 正常または高値 GFRは≧90(蛋白尿・アルブミン尿) | ごく早期の段階なので、生活習慣の改善や適切な治療を開始すれば良好な状態を保てます。 | 生活習慣や食生活を見直すとともに、腎障害の原因を調べ、その治療を積極的に行いましょう。禁煙や肥満解消、減塩などでも、腎臓の負担はずいぶん軽減されるため、機能の回復につながります。血尿があったり、蛋白尿(2+)などが観察される場合、かかりつけ医と相談し、専門医を受診するようにしましょう。 |
ステージG2 | 正常または 軽度に低下 GFRは60~89(蛋白尿・アルブミン尿) | まだ、ほとんど自覚症状は現れていませんが、腎臓のろ過機能は低下しています。生活習慣の改善や治療を開始すれば、健康な状態と変わらない機能を維持できます。 | |
ステージG3a* | 軽度~ 中等度低下 GFRは45~59(蛋白尿・アルブミン尿) | 腎臓が本来の働きを果たせなくなり、尿の異常やむくみ、貧血といった自覚症状が出てくる場合があります。将来の透析・腎移植を避けられるかどうかは、この段階での治療にかかっているといっても過言ではありません。 | 高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙嗜好があれば、これらについて治療、生活習慣の改善をはかりましょう。また、蛋白尿が観察される場合、腎臓の機能の低下や心筋梗塞や脳卒中などの脳・心血管疾患の危険性を高めます。将来の透析・腎移植を避けるためにも、専門医に相談し、症状に応じた適切な治療を受けましょう。また、腎臓の機能低下による骨・ミネラル代謝の異常がないか定期的なチェックが必要となります。 |
ステージG3b* | 中等度~ 高度低下 GFRは30~44(蛋白尿・アルブミン尿) | ||
ステージG4 | 高度に低下 GFRは15~29(蛋白尿・アルブミン尿) | 腎障害がかなり進行しており、機能は著しく低下。頭痛や吐き気、尿の減少、ひどいむくみ、貧血など本格的に異常が現れます。この段階になると、残念ながら腎臓の機能を回復させることはできません。現状維持を目的とした治療に切り替わります。 | 現状維持を目標に治療を強化。脳・心血管疾患の合併に対するより一層の注意が必要です。また、日常生活ではより厳格な食事管理(蛋白質摂取制限)がスタートします。高リン血症が現れるのもこの頃です。 |
ステージG5 | 末期腎不全 GFRは<15(蛋白尿・アルブミン尿) | 腎臓の機能がほとんど失われており、透析、もしくは腎移植の検討をする段階に入ります。透析療法で補える腎臓の機能は正常な腎臓の約10分の1なので、専門治療や食事管理、合併症対策は並行して続けます。 | 尿毒症がある場合、透析導入および腎移植の必要があります。透析療法には「血液透析」と「腹膜透析」の2つがあります。それぞれメリット・デメリットを考慮し、主治医とよく相談の上、その準備に備えましょう。 |